<注目銘柄>=東陽テク、自動運転関連で見直しへ

材料
2020年10月9日 10時01分

東陽テクニカ<8151>に注目したい。足もと1000円近辺でもみ合うが、25日移動平均線が75日線を上抜けるゴールデンクロスが示現しており、中期的な上昇トレンド入りを示唆している。

同社は研究開発のニッチ市場に特化した電子計測器を輸入販売する専門商社。販売後も手厚い技術サポートの提供や、カスタマイズによる付加価値の高いソリューションを提供し高利益率を確保している。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、同社が戦略投資として保有した在庫の商品評価損を計上したことで、20年9月期業績予想は下方修正を余儀なくされた。ただ、こうした業績の悪化を織り込み、株価は水準を一時800円台まで切り下げた後、出直りに転じている。世界的に電気自動車(EV)へのシフトが強まっているなか、成長分野として注力する自動運転や電磁環境適合性(EMC)システム関連として見直し余地がある。指標面ではPBR0.8倍台で配当利回りが3.8%前後と割安さも魅力的だ。(れい)

出所:MINKABU PRESS

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