ベルクは反落、8月中間期営業利益は57%増も材料出尽くし感

材料
2020年10月9日 10時38分

ベルク<9974>は反落している。8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算は、売上高1400億1400万円(前年同期比20.5%増)、営業利益77億5600万円(同56.7%増)、純利益57億7600万円(同63.9%増)と大幅増益だったが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

政府の緊急事態宣言発令に伴うまとめ買い特需の発生や、新しい生活様式で食品スーパーマーケットでの購買需要が増えたことが売り上げを牽引した。また、7月に「松戸河原塚店」と「和光西大和店」を新規に出店したほか、既存店1店舗の改装を実施し総菜や簡便商品の拡充を図ったことも寄与した。

同時に、上期の業績を踏まえて従来中間・期末各38円の年76円を予定していた配当予想を中間・期末各40円の年80円にすると発表した。前期実績に対しては4円の増配になる予定だ。

なお、21年2月期通期業績予想は、売上高2525億6300万円(前期比5.5%増)、営業利益112億6600万円(同7.7%増)、純利益78億9400万円(同8.2%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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