NY債券:強含み、大統領選挙前の追加経済対策合意は困難との見方

市況
2020年10月10日 7時54分

9日の米国長期債相場は強含み。トランプ米大統領は追加の新型コロナウイルス経済対策について、民主、共和の両党の提案よりも大規模な支援パッケージになることを望んでいると述べたことから、長期債利回りは一時反発。しかしながら、共和党上院のマコネル院内総務が「選挙前の合意は困難」との考えを伝えたことから、長期債利回りは反落した。一部報道によると、ホワイトハウスは従来の1.6兆ドルを上回る1.8兆ドル規模の経済対策を策定しているもよう。民主党側では2.2兆ドル規模の対策を求めている。10年債利回りは、0.759%近辺まで低下した後、一時0.797%近辺まで上昇したが、取引終了時点にかけて0.767%近辺まで低下した。

イールドカーブは、フラットニング気配で推移。2年-10年は+62.40bp近辺、2年-30年は+142.30bp近辺で引けた。2年債利回りは0.15%(前日比:0bp)、10年債利回りは0.77%(同比:-2p)、20年債利回りは、1.33%(前日比:-2bp)、30年債利回りは1.57%(同比:-2bp)で取引を終えた。

《MK》

提供:フィスコ

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