個人投資家・有限亭玉介:スガノミクスの物色テーマと目先の相場見通しは?【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2020年10月12日 18時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年9月28日15時に執筆

ようやく秋らしい気候になり、シルバーウィークの旅行客は昨年と同水準には及びませんが、徐々に人の移動や個人消費が回復しつつあるようです。コロナの感染予防と経済活動のバランスを保ちつつ、入国規制解除がいつ頃になるか海外の情報にも目を向けていきたいところです。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

菅新政権が誕生してから、解散総選挙がいつになるのかアンテナを張っている状況ではありますが、目玉政策となる「縦割り行政の打破」と「デジタル・ガバメント」に関連した銘柄には思惑買いが入っているようです。

サイボウズ<4776>に代表されるデジタル・ガバメント関連や富士通<6702>などDX関連への買いは、外部環境の影響を受けながらも単発的なブームに終わらず中長期的に伸びていくのでは…とあたくしは考えておりますよ。

ウィズコロナの働き方としてテレワークが一般的になった事で、企業も無駄な出勤や出張は減らす方針に切り替えていくでしょうし、コロナによる減収を補おうと積極的に経営コストの削減を追求していくはずです。テレワークありきのオフィス需要が増えれば、NECネッツエスアイ<1973>などが提供する場所や時間に縛られない効率性を追求したオフィスが一般的になるかもしれません。

東証マザーズ指数が依然として最高値を更新し続けてAIやDX関連を手掛けるベンチャーへの投資が加速しているようですが、コロナで業績底打ちと見られた自動車に代表される製造業関連の買い戻しの動きも強まっているようです。10月前半はある程度の調整はあるかもしれませんが、後半の中間決算は1Qより上振れするとの予想もあり、そうとなれば投資家もリスクオンへ向かう可能性もあります。

解散総選挙においては過去の衆院選を振り返ると、海外マネーの流入により選挙のおよそ一ヶ月前から株価上昇の兆候が見え始め、選挙後に勢いづく傾向があるようですが、ここ一ヶ月の日経平均株価はまだ上値が重い様子ですので、やはりその辺は報道は注視しておきたいところです。

目先は11月に米国の大統領選も行われる為、結果次第では日本株全体が影響を受ける可能性も考えられますが、大統領選を通過すればあく抜けムードとなる事も視野にしておきたいところです。日米両国で政治的な大イベントを注視しつつ、底堅い銘柄をバランス良く選んでいきたいですな。

ひとまず最初の実績作りが求められる菅内閣で、直近の実現性が高そうなものは携帯電話料金の値下げかもしれません。製造業の業績復調に合わせて5Gサービスの動向も監視しておきたいです。5Gは携帯電話だけでなく、自動運転や工場内ロボットの生産自動化(FA)にも活用されておりますよ。

コロナ禍の巣ごもり消費で物流業界が活況となりましたが、マテハンの売上高世界首位であるダイフク<6383>も買われているようです。物流や製造業、単純な事務作業などの効率性が求められる分野は5Gによる成長性があるのでは…と、チェックしておりますよ。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《US》

提供:フィスコ

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