本日注目すべき【好決算】銘柄 プロパスト、トライSTG、三光合成 (12日大引け後 発表分)

注目
2020年10月13日 7時01分

12日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

プロパスト <3236> [JQ]  ★6-8月期(1Q)経常は24%増益・通期計画を超過

◆21年5月期第1四半期(6-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比23.7%増の9.9億円に伸びて着地。賃貸開発事業で南麻布、上目黒、大森中など首都圏を中心に9物件を売却したことが寄与。

第1四半期実績だけで、通期計画の8億円をすでに24.4%も上回っており、業績上振れが期待される。

トライSTG <2178> [東証M]  ★今期経常を12%上方修正

◆21年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比17倍の8.8億円に急拡大し、従来予想の2.4億円を上回って着地。在宅率向上や健康意識の高まりを背景に、健康食品や医薬品などテレビ通販のレスポンスが良化し、顧客のメディア出稿意欲が想定を上回ったことが寄与。コスト削減なども利益を押し上げた。

併せて、通期の同利益を従来予想の11.1億円→12.4億円に11.6%上方修正。増益率が2.8倍→3.1倍に拡大する見通しとなった。

大黒天 <2791>   ★6-8月期(1Q)経常は2.6倍増益で着地

◆21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の27.2億円に急拡大して着地。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要や生活防衛意識の高まりが追い風となり、12.4%の大幅増収を達成したことが寄与。

上期計画の33.5億円に対する進捗率は81.4%に達しており、業績上振れが期待される。

エコス <7520>   ★今期経常を33%上方修正・最高益予想を上乗せ

◆21年2月期の連結経常利益を従来予想の45億円→60億円に33.3%上方修正。増益率が2.3%増→36.4%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりなどが収益押し上げの要因となる。

三光合成 <7888>   ★6-8月期(1Q)経常は黒字浮上で着地

◆21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常損益は2億0700万円の黒字(前年同期は2000万円の赤字)に浮上して着地。車両用内外装部品などの販売が落ち込み主力の成形品部門は2ケタ減収となったものの、金型の売り上げ増加や原価低減効果で吸収し、黒字化を達成した。

通期計画の3億5000万円に対する進捗率は59.1%に達しており、業績上振れが期待される。

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