<動意株・14日>(大引け)=極東証券、No.1、スノーピークなど

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2020年10月14日 15時03分

極東証券<8706>=後場切り返し急。前引け後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結業績速報が、営業収益44億3900万円(前年同期比80.4%増)、営業利益19億9500万円(同166倍)と大幅な増収増益となったことが好感されている。トレーディング損益が前年同期比で21億円強増加したことが寄与したという。なお、決算発表は10月29日を予定している。

No.1<3562>=急伸。前引け後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高50億6500万円(前年同期比19.5%増)、営業利益1億4800万円(同0.8%増)、純利益1億1300万円(同12.9%増)となり、9900万円の営業赤字だった第1四半期に比べて利益が大幅に改善したことが好感されている。テレワーク需要を背景に、引き続きサイバーセキュリティー対策としてUTM(統合脅威管理)機器の売り上げが伸長していることや、子会社No.1パートナーで比較的規模の大きな企業からの需要が堅調に推移していることが牽引した。また、7月からアレクソンが連結対象となったことも寄与した。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高112億1000万円(前期比4.2%増)、営業利益5億6300万円(同56.0%増)、純利益4億400万円(同51.9%増)の従来見通しを据え置いている。

スノーピーク<7816>=急反発し年初来高値を更新。13日に発表した9月度の月次売上状況で、連結ベースの売上高が前年同月比31.2%増となり、高水準の伸びが続いていることが好感されている。国内外ともにアウトドアニーズが高まっており、全ての地域及び日本の全てのチャネルで前年実績を上回ったという。

サノヤスホールディングス<7022>=一時ストップ高。13日の取引終了後、21年3月期第3四半期に投資有価証券売却益36億3900万円を特別利益として計上すると発表しており、物色の矛先が向かった。

古野電気<6814>=急反発。13日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を790億円から820億円(前期比1.3%減)へ、営業利益を15億円から30億円(同24.4%増)へ上方修正し、一転して営業増益見通しになることを発表しており、これが好感されている。製品構成の変化などにより、想定以上に利益率が向上したことが業績を押し上げた。また今後の事業環境については、舶用事業及び産業用事業ともに当初想定を上回るペースでの市況回復が見込まれ、無線LAN・ハンディターミナル事業においては引き続き「GIGAスクール構想」に伴う需要の増加が期待されるとしている。なお、同時に発表した21年2月期上期(3~8月)の決算は、売上高392億7400万円(前年同期比8.7%減)、営業利益16億6700万円(同27.4%減)だった。

ダントーホールディングス<5337>=大幅高で3日続伸。9月以降に急速人気化し、今月7日には1065円の高値まで一気に駆け上がったが、前週後半に利益確定売りが顕在化し大幅反落を余儀なくされていた。今週は売りが一巡し出直り基調に転じており、きょうは戻り足が加速している。13日取引終了後、同社の連結子会社が米国ハワイ州で住宅開発を展開する米Kaloko Residential Park(ハワイ州ホノルル)と資本提携し、ハワイの大規模住宅開発に参画することを発表しており、これを新たな手掛かり材料として投資資金が集結している。

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出所:MINKABU PRESS

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