NY為替:ドル下げ渋り、米9月小売売上高などの改善を意識した買いが入る

通貨
2020年10月17日 7時00分

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円24銭から105円44銭まで上昇して105円41銭で引けた。米9月小売売上高が予想を上回る伸びとなったことや、10月ミシガン大消費者信頼感指数速報値は3月来で最高となるなど、成長見通しが改善したことから、ドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1746ドルまで強含んだのち1.1713ドルまで反落して1.1717ドルで引けた。イタリアやドイツでの1日の新型コロナウイルス感染件数が最高に達したことや、インフレ低迷による金利先安観の台頭を受けてユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は123円71銭まで上昇後、123円36銭まで下落。ポンド・ドルは1.2875ドルから1.2946ドルまで上昇。ジョンソン英首相は通商協定なしの離脱準備すると警告し、ポンド売りが一時優勢となったが、「フロスト英首席交渉官とバルニエEU首席交渉官は来週初めに協議することで合意した」と報じられると買い戻しが優勢となった。ドル・スイスは0.9123フランまで下落後、0.9156フランまで上昇。

《MK》

提供:フィスコ

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