今週の「妙味株」一本釣り! ─ フィード

注目
2020年10月18日 9時00分

「SaaS事業は好調を維持、DX事業にも注力」

フィードフォース <7068> [東証M]は8月27日につけた上場来高値7350円から、10月5日の直近安値4130円まで40%以上調整し、一巡感が意識されるところ。時価は押し目買い好機と捉えたい。

同社は9月30日に21年5月期第1四半期(6-8月)の連結決算を発表し、営業利益は1億2800万円となった。20年5月期第3四半期から連結決算に移行したため前年同期との比較はできないが、上半期見通しの2億7500万円に対する進捗率は46.5%とほぼ計画通りで推移。通期予想は6億4400万円とする従来計画を据え置いた。広告運用受託サービスなどを手掛けるプロフェッショナルサービス事業では新型コロナウイルスの影響などから広告出稿額の減少がみられるものの、会社側では下期にかけて従来の成長軌道に戻ることを想定。一方で、自社サイトの外部ID連携を簡単かつ安価に実現できるASPサービス「ソーシャルPLUS」やGoogleショッピング広告の自動運用による自社EC自動集客サービス「EC Booster」などを運営するSaaS 事業は好調さが続く見込みだ。

また、デジタルトランスフォーメーション(DX)事業に注力していることも注目点で、10月14日には事業者のデジタル活用支援やEコマース 支援を行う新会社「リワイア」を設立した。具体的には、ECサイト(Shopify)構築支援、Eコマース向け集客支援、コマースのデジタル化などを手掛けるとしている。

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