CRIが後場一段高、共同開発した音響補正アプリが富士通パソコン新商品に採用
CRI・ミドルウェア<3698>が後場一段高。午後1時ごろ、パイオニア(東京都文京区)及びスウェーデンのディラック・リサーチと共同開発した音響補正アプリケーション「Dirac Audio by CRI for Fujitsu」が、富士通クライアントコンピューティング(神奈川県川崎市)がきょう発売した富士通<6702>パソコンFMVの7シリーズ17機種すべてに採用されたと発表しており、これが好感されている。
Dirac Audioは、CRIが音声ソフトウェアの組み込み経験やノウハウを生かしているほか、Diracの音響補正・音場補正技術「Dirac Audio enhancement」をサウンドドライバとして実装し、筐体上の音質や音場定位などの課題解決ノウハウを持つパイオニアが音響チューニングを行うことで、筐体スピーカーのこもりがちな音をリアルタイムに補正し、クリアに再生することを実現したソリューション。今回のFMVの実装により、オンライン会議やオンライン授業などの広がりにより高まる音質へのニーズに応える一助となることができたとしている。