旭化成が続伸、国内大手証券が新規「1」でカバレッジを開始
旭化成<3407>が続伸している。SMBC日興証券が16日付で、投資評価を新規に「1」とし、目標株価を1300円でカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。
同証券では、石油化学市況全般の見通しを楽観していないとしているが、単独のナフサクラッカーを有さないことや、アクリロニトリル(AN)のフォーミュラ化が進んでいることから、同社は石化市況の影響を相対的に受けにくいと評価。また、得意のM&Aによる海外子会社の貢献に特に期待しているほか、ヘルスケアが牽引役とみているという。