外為サマリー:1ドル105円30銭台に軟化、対ユーロでのドル売りが波及

通貨
2020年10月21日 10時30分

21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=105円38銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円50銭前後と前日に比べ7銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米追加経済対策を巡る与野党合意への期待感などから一時105円75銭まで上昇したが、NYダウの上げが一服するとドル円相場も伸び悩んだ。

米追加経済対策に関する報道に市場の関心が向かうなか、東京市場に移ってからも上値の重い相場展開。また、22日に米大統領候補によるテレビ討論会が予定されていることから模様眺めムードが広がりやすくなっている面もあるようだ。一方で、英国と欧州連合(EU)との通商交渉の進展期待などを背景にユーロ買い・ドル売りが続き、この流れがドル円相場に波及するかたちで、午前9時50分過ぎには105円30銭台に軟化した。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1833ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0050ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=124円70銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.