ほくほくカイ気配スタートで1000円台復帰、4~9月期経常利益を大幅増額修正
ほくほくフィナンシャルグループ<8377>がカイ気配スタートで株価を上昇させ4ケタ大台に復帰してきた。北陸銀行と北海道銀行を傘下に置く金融持ち株会社で、地銀セクター再編の思惑が浮上するなか、同社は広域統合の先駆的存在となっている。22日取引終了後、20年4~9月期業績予想の修正を発表した。経費や与信コストが想定を下回ったことを背景に経常利益は従来予想の130億円から180億円(前年同期比3.3%増)に大幅増額しており、前年同期比25%の大幅減益見通しから一転して増益見通しに変わったことを評価する買いを呼び込んでいる。