オイシックスは冴えない、21年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
オイシックス・ラ・大地<3182>は冴えない動き。22日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を780億円から900億円(前期比26.7%増)へ、営業利益を30億円から50億円(同2.0倍)へ、純利益を12億円から25億円(同3.2倍)へ上方修正し、朝高スタートしたが、その後は材料出尽くし感からの利益確定売りもあり、冴えない展開。
新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言に伴う外出自粛要請などの影響により、第1四半期を中心に食材宅配サービスの需要が急激に高まり、国内宅配事業の定期会員数およびARPU(月間購買単価)が順調に伸長したことが要因。また、ARPU上昇による物流・配送効率の良化などに伴う利益率の向上も寄与する見通しだ。