話題株ピックアップ【夕刊】(3):テラ、セキド、初穂商事

注目
2020年10月23日 15時20分

■セキド <9878>  700円  +100 円 (+16.7%) ストップ高   本日終値

セキド<9878>が後場ストップ高の700円に買われた。この日、同社が運営するGINZALoveLoveが25日まで、イオンモール太田で韓国コスメに特化した催事を開催すると発表。催事に「不時着マスク」としてSNSで話題になっているMEDIHEAL(メディヒール)の新商品「テンション フレックス マスク」2種類を登場させるとしたことが好材料視されたようだ。

■初穂商事 <7425>  3,795円  +450 円 (+13.5%)  本日終値

初穂商事<7425>が急伸し年初来高値を更新。22日の取引終了後、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的という。なお、効力発生日は21年1月1日。

■東和銀行 <8558>  739円  +43 円 (+6.2%)  本日終値

東和銀行<8558>が急伸。菅政権下での地銀再編思惑と相まって、地銀連合構想を掲げるSBIホールディングス<8473>の一挙一動が注目されているが、22日夕方の日本経済新聞電子版が「SBIホールディングスは群馬県の東和銀行と資本提携する方針を固めた」と報道したことを受け、東和銀の上値を見込んだ投資マネーが一気に流れ込む形となった。なお、東和銀側はこの件に関し、SBIとの間で業務提携強化に関して検討していることは事実であるとしたうえで、開示すべき事実が発生した場合は速やかに開示するとのコメントを発表している。仮に資本提携が実現した場合、地銀連合構想でSBIが出資するのは同行で5行目となる。

■テラ <2191>  698円  +33 円 (+5.0%)  本日終値

テラ<2191>は後場上げ幅を拡大。午後1時10分ごろ、麻布獣医学園麻布大学と共同研究契約を締結したと発表しており、これが好材料視された。今回行われる共同研究は、免疫チェックポイントPD1の発現を抑制する培養法及び腫瘍浸潤リンパ球療法の開発のための基礎研究と前臨床研究にかかる共同研究という。なお、テラは契約に基づき、関連研究費の負担などを行うとしている。

■ワイエスフード <3358>  233円  +10 円 (+4.5%)  本日終値

ワイエスフード<3358>が反発。同社はきょう、空間除菌器「SterilizAir ステライザ」の販売を開始したと発表しており、これが材料視されたようだ。同社が正規販売代理店として販売する「SterilizAir ステライザ」は、未来科学(東京都千代田区)が開発・製造した世界最先端のAdvanced Oxidation Process(促進酸化方法)とHypersonic(ハイパーソニック:極超音波)を併用したシステム。空気清浄機などの従来品では除菌できない「表面付着菌」に対して効果があり、モノの表面を含む空間内の菌やウイルスを完全に不活化させること、高い除菌効果がありながら24時間365日、人が活動する空間で使用できることが特徴だという。

■カヤック <3904>  855円  +29 円 (+3.5%)  本日終値

カヤック<3904>が反発。同社が22日、配信中のハイパーカジュアルゲーム「Park Master」「Noodle Master」「Paint Dropoer」の3タイトルが、全世界で合計1億ダウンロード(DL)を突破したと発表しており、これが好感された。「Park Master」は、指で線を描いて車を駐車させるゲームで、19年11月に米国で配信後、20年3月には米国、日本、ヨーロッパ6カ国などで無料ダウンロードランキング1位を獲得し、ダウンロード数は7200万と突破した。「Noodle Master」は、次々にやってくる顧客のためにタップで出てくる麺を操作してきれいに盛り付けラーメンを完成させるゲームで、4月から配信を開始し1500万ダウンロードを突破した。「Paint Dropoer」は、スポイトを使って色を交換しパズルを完成させるゲームで、7月から配信し1500万ダウンロードを突破したとしている。

■ボルテージ <3639>  594円  +18 円 (+3.1%)  本日終値

ボルテージ<3639>は3日ぶりに反発。22日の取引終了後、自社の電子コミックストア「ぼるコミ」で配信中のオリジナルレーベル「otona シンデレラ」作品を、各社電子コミックストアで順次配信を開始すると発表しており、これが好感された。「otona シンデレラ」は、オトナ女子向けの同社オリジナルコミックレーベル。電子書籍での配信は、まずはエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ(大阪市中央区)が運営する電子書籍配信サービス「コミックシーモア」からスタートし、来月以降、各社ストアへの拡大を順次予定しているという。

■アエリア <3758>  500円  +11 円 (+2.3%)  本日終値

アエリア<3758>が4日ぶりに反発。午後1時ごろ子会社アリスマティックが、パソコン向けゲーム「DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO Append Disc」のスマホブラウザ版を1月21日に発売すると発表しており、これが好感された。「DYNAMIC CHORD feat.KYOHSO Append Disc」は、コンシューマーやCDで展開中の「DYNAMIC CHORD」シリーズの作品で、どうしても音楽に関係した仕事がやりたくて、音楽事務所兼レコード制作会社であるDYNAMIC CHORDに入社した主人公と、結成10年目、メジャーデビュー5年目を迎えるKYOHSOとの恋物語を描いた作品。なお、アニメイト(東京都板橋区)が提供する「アニメイトゲームス」から発売される。

■ワイヤレスゲート <9419>  748円  +8 円 (+1.1%)  本日終値

ワイヤレスゲート<9419>は4日ぶりに反発。22日の取引終了後、同社と業務提携するフォン・ジャパン(東京都豊島区)が、ワイヤレスGが提供する「ワイヤレスゲートFonプレミアムID(アドバンスタイプ)」の販売を開始したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。「ワイヤレスゲートFonプレミアムID(アドバンスタイプ)」は、モバイルWi-Fiがなくても、国内外のFonスポットと全国約14万カ所の衆無線LAN事業者のWi-Fiスポットを1つのIDとパスワードで利用可能とするサービス。企業のテレワーク需要が高まるなか、販売チャネル拡大によるサービス利用者の増加が期待されている。

■モバイルファクトリー <3912>  1,041円  -99 円 (-8.7%)  本日終値  東証1部 下落率6位

モバイルファクトリー<3912>が後場急落。午後0時15分ごろ、20年12月期連結業績について、売上高を32億9500万円~35億4600万円から28億1900万円(前期比11.6%減)へ、営業利益を10億400万円~13億300万円から8億1400万円(同26.7%減)へ下方修正したことが嫌気された。消費者の鉄道を中心とした移動に対する抵抗感が残っていることに加えて、夏に先行版をリリースした「駅メモ! Our Rails」で想定した追加投資環境が整わない状況が続いていること受けて、各サービスのKPI改善を優先するとともに、駅トークンの販売を21年12月期へ延期する方針とし、業績予想を見直したという。なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高20億9300万円(前年同期比12.7%減)、営業利益6億2800万円(同23.1%減)だった。

●ストップ高銘柄

エスケイジャパン <7608>  575円  +80 円 (+16.2%) ストップ高   本日終値

など、3銘柄

●ストップ安銘柄

WT天然ガス <1689>  1円  -1 円 (-50.0%) ストップ安   本日終値

など、1銘柄

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