<マ-ケット日報> 2020年10月26日

市況
2020年10月26日 16時27分

週明けの市場は日経平均が小反落。終値は前週末比22円安の2万3494円だった。朝方は円安を好感して買い先行の展開となったが、米国の追加経済対策の行方や欧米での新型コロナの感染再拡大に対する警戒感が重荷となり中頃にはマイナス圏へ。4-9月決算の本格発表を前に様子見気分が強く、薄商いのなか方向感なくさまよう1日となった。

前週末の米国市場はインテル株急落が重荷となってダウ平均は小反落した。追加の経済対策の与野党協議を巡る不透明感が意識されるなか、低調な決算を発表したインテルなどが売られ相場の足を引っ張った。一方、FDA(米食品医薬品局)が新型コロナ治療薬としてレムデシビルを早期承認。コロナの感染拡大阻止につながるとの期待から下値は限られた。

さて、東京市場は内外ともに様子見材料が多く、弱含みで終日もみ合う1日となった。日経平均の高値から安値を引いた日中の高低差は97円と今月21日以来の狭さ。値下がり銘柄の方が多く内容的には調整に傾いているように思われる。新興市場は手じまい売りが多く出てマザーズ指数は大幅に4日続落。ジャスダック平均とともに25日移動平均線を割り込み、こちらにも目先買い一巡感が広がっている。当面は物色の柱も見当たらず、7-9月決算をにらみながら弱もち合いの商状となりそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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