SGHDは21年3月期業績予想を上方修正
SGホールディングス<9143>はこの日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆2200億円から1兆2480億円(前期比6.3%増)へ、営業利益を870億円から970億円(同28.6%増)へ、純利益を625億円から675億円(同42.7%増)へ上方修正した。
上期において、コロナ禍による外部環境変化を背景に、宅配便取扱個数が前年同期比4.5%増となったことが要因。またロジスティクス事業で、海外における個人用防護具の緊急国際輸送を6月以降継続的に受託し、フレイトフォワーディングの物量が増加したことも寄与する。
業績予想の修正に伴い、中間配当については普通配当を従来予想から2円増額して26円にするとともに、日立物流<9086>株式売却に伴う特別配当の10円を加えて36円にすると発表した。また、期末配当も従来予想から1円増額して15円にするとした。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高6348億4600万円(前年同期比8.0%増)、営業利益524億9400万円(同41.1%増)、純利益372億9300万円(同69.9%増)だった。