マザーズ指数がリバウンド局面に、時価総額上位の銘柄に買い優勢
東証マザーズ指数が続伸、リバウンド局面入りの様相をみせている。マザーズ上場企業のなかで断トツの時価総額を誇るメルカリ<4385>が続伸歩調にあるほか、時価総額上位のフリー<4478>、JMDC<4483>、AI inside<4488>、BASE<4477>、マネーフォワード<3994>、メドレー<4480>などが軒並み高く、地合いの好転を示唆している。マザーズ指数は今週10日に80ポイントあまりの急落に見舞われ、1200台を割り込み75日移動平均線に接触したが、前日(11日)は18ポイント高で引けており、下降トレンド転換の一歩手前で踏みとどまり切り返していた。米ナスダック市場との連動性が指摘され、前日はナスダック総合指数が急反発に転じたこともあって、マザーズ市場も主力銘柄中心に買い戻しの動きを後押する格好となった。