フロンティMが急反発、12月末を基準日に1株から2株に分割へ
フロンティア・マネジメント<7038>が急反発している。12日の取引終了後、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感されている。株式の流動性を高めるとともに、投資家層の拡大を図ることを目的としている。なお、効力発生日は1月1日。
同時に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算は、売上高34億9500万円(前年同期比11.1%増)、営業利益1億1600万円(同12.8%減)だった。ファイナンシャル・アドバイザリー事業で新型コロナウイルス感染症の影響を受けたものの、経営コンサルティング事業が継続的に成長しているほか、再生支援事業も大幅に伸長した。ただ、今後に備えて従来予定を大きく超えて人員採用を行い採用費と人件費が増大したことが利益を圧迫した。
また、通期業績予想は、売上高53億円(前期比11.1%増)、営業利益8億円(同20.6%増)の従来見通しを据え置いている。