ポートが一時S高、第2四半期以降回復向かい上期営業利益が通期計画上回る
ポート<7047>が急伸し一時、ストップ高の745円に買われている。12日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高18億4100万円(前年同期比2.2%増)、営業利益4100万円(同86.0%減)、最終利益2200万円(同88.6%減)と大幅減益となったが、21年3月期通期予想の営業損益を上回ったことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う経済活動自粛の影響を受け、第1四半期は営業赤字に転落したが、第2四半期以降は就職領域、カードローン領域ともに業績が回復に向かっており、7~9月は営業損益は黒字に転換。また、買収したリフォーム領域の好調も寄与した。
同時に発表した、21年3月期通期業績予想は、売上高41億~45億円、営業損益1億3000万円の赤字~収支均衡、最終損益7500万円の赤字~収支均衡の従来予想を据え置いている。なお、20年3月期は単独決算のため、前期との比較はない。