リクルートに強気見通し、国内有力証券は目標株価を引き上げ
リクルートホールディングス<6098>に強気見通しが出ている。岩井コスモ証券は17日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を4600円から5500円に引き上げた。21年3月期は減収減益見通しだが、一部の求人活動の再開などによりオンライン求人情報専門検索サイト「インディード」に回復の動きがあり、業績の伸び率が改善し始めていることを評価している。第2四半期累計(4~9月)の連結営業利益は前年同期比47.6%減の747億2900万円だったが、第1四半期(4~6月)の同62.6%減益と比較すると業績の改善が示された。21年3月通期の同利益は1117億2900万~1467億2900万円(前期比45.8~28.8%減)の見通しが示されたが、同証券では1500億円を予想。22年3月期は1800億円への増益を見込んでいる。