ファストリは続落、11月国内ユニクロ既存店売上高6カ月連続プラスも小幅にとどまる
ファーストリテイリング<9983>が続落している。2日の取引終了後に発表した11月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店及びEコマース売上高が前年同月比0.5%増となり、6カ月連続で前年実績を上回ったものの、9月の同10.0%増、10月の同16.2%増から伸び率が大きく縮小したことが嫌気されている。
上旬は販売が好調で大幅増収となったものの、「ユニクロ誕生感謝祭」に気温が高かったことから冬物コア商品の販売が苦戦し、若干の増収にとどまった。なお、客単価は同4.9%の上昇となったが、客数は同4.2%減だった。
最終更新日:2020年12月03日 09時25分