アインHDがウリ気配スタート、新型コロナ影響長期化で今4月期見通し下方修正
アインホールディングス<9627>がウリ気配スタートとなっている。3日の取引終了後、21年4月期の連結業績予想について、売上高を3110億円から3000億円(前期比2.5%増)へ、営業利益を146億円から92億円(同42.7%減)へ、純利益を82億円から50億円(同45.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染症の影響により、長期処方の増加で処方せん単価が上昇する一方、処方せん枚数が減少しており、こうした新型コロナの影響を従来予想の7月までから期末まで続くと想定を見直したことが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(5~10月)決算は、売上高1453億5200万円(前年同期比0.3%減)、営業利益39億2700万円(同53.0%減)、純利益26億3000万円(同43.1%減)だった。