ヤマトHDが続伸、自動配送ロボット開発の中国ユアーズ社へ出資
ヤマトホールディングス<9064>が続伸している。この日、中国で自動配送ロボットを開発・事業展開しているユアーズ・テクノロジーズ社(北京市)への出資を決定したと発表しており、これが好感されている。
ヤマトホールディングス今年4月、独立系ベンチャーキャピタル大手のグローバル・ブレイン(東京都渋谷区)と共同でコーポレートベンチャーキャピタルファンド「KURONEKO Innovation Fund(KIF)」を設立しており、今回の出資は同ファンドの第1号案件。ユアーズ社は、18年に設立したスタートアップ企業で、既に北京では50以上のショッピングモール、歩行者天国などでロボットの導入契約を獲得しており、今後技術交流を図ることで、日本国内における自動配送ロボットへの活用に向けて検討を進めるとしている。