ポールHDが4日ぶり反発、第3四半期は最終増益
ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>が4日ぶりに反発している。4日の取引終了後に発表した第3四半期累計(2~10月)連結決算が、売上高192億300万円(前年同期比1.9%増)、営業利益22億3100万円(同13.2%減)、純利益15億3500万円(同4.1%増)となり、最終増益となったことが好感されている。
主力のデバッグ・検証事業で、子会社CRESTの先行費用がかさんだことが響き、営業利益は減益を余儀なくされたが、ネットサポート事業でECやQRコード決済関連業務が拡大したことや、採用効率化による収益改善が進んだこと、更に前期の投資有価証券評価損がなくなったことが最終損益を押し上げた。
なお、21年4月期通期業績予想は、売上高287億4400万円(前期比10.0%増)、営業利益35億8700万円(同1.6%増)、純利益23億4100万円(同30.9%増)の従来見通しを据え置いている。