NY株式:NYダウ337ドル高、ワクチンや追加経済対策の合意に期待

市況
2020年12月16日 6時38分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は337.76ドル高の30199.31ドル、ナスダックは155.02ポイント高の12595.06ポイントで取引を終了した。製薬会社ファイザーに続き、バイオ、モデルナ開発の新型コロナウイルスワクチンの安全性や有効性が食品医薬品局(FDA)により確認され緊急使用が今週中に許可されるとの期待に寄り付きから上昇。その後、与野党の指導者が予算に加え追加経済対策を巡り協議することが明らかになり合意成立への期待感に上げ幅を拡大した。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、食・生活必需品小売りが下落した。

携帯端末のアップル(AAPL)は買い替え需要で、5G対応の最新アイフォーン12の21年上期の生産計画を前年同期比30%増とする方針を取引企業に伝えたたとの報道が好感され上昇。医薬品メーカーのイーライリリー(LLY)はバイオ製薬会社のプリベイル・セラピューティクス(PRVL)を買収すると発表し、両社とも上昇。バイオ医薬品のブリストルマイヤーズスクィブ(BMY)や中古ブランド品委託販売のリアルリアル(REAL)はアナリストの投資判断引き上げを好感しそれぞれ上昇した。一方で、映画館運営のAMCエンタテイメント(AMC)は、現金不足を受けた大規模な株式売却計画や破綻への警戒感に急落した。

欧州委員会は、GAFA(ガーファ)と総称される米グーグルなど巨大IT企業の影響力抑制や違法コンテンツ排除を一層促すためのデジタル規制2法案を発表した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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