株価指数先物【引け後コメント】こう着ながらも12月SQ値水準での底堅さが意識される
大証3月限
日経225先物 26670 +40 (+0.15%)
TOPIX先物 1783.0 +5.5 (+0.30%)
日経225先物(3月限)は前日比40円高の2万6670円で取引を終了。米モデルナのワクチン承認への期待や追加経済対策の年内合意への思惑などを材料視した米国市場の上昇の流れを受けて、寄り付きは2万6730円とシカゴ先物清算値(2万6760円)にサヤ寄せして始まり、現物の寄り付き直後には2万6810円まで上げ幅を広げた。その後は市場参加者が限られていることもあり、こう着感の強い相場展開から上げ幅を縮めているが、概ね2万6700円を挟んで推移。日経平均株価が12月SQ値(2万6713円47銭)を上回る推移となったことで、全体としては底堅さが意識されていた。
グローベックスの米株先物はNYダウ、S&P500、ナスダック100いずれも小幅な値動きで、方向感をつかみづらくさせた。為替市場でドル円が1ドル103円40銭台と円高に振れて推移していたことも重荷となったようだ。また、追加経済対策を巡る協議の行方や、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明文の発表を受けた米国市場の反応を見極めたいところであったと考えられる。
TOPIXが若干優位にみえたが、明確にバリューシフトが強まったというよりはポジション調整に伴うリバランスが中心である。東証1部の騰落銘柄は値上がり数と値下がり数がほぼ拮抗している。先物市場の出来高においてもメジャーSQをピークに減少傾向にあるため、市場参加者も限られてきているようだ。米国では週末にSQが控えているほか、テスラのS&P500への組み入れに伴うテスラ買い、他499銘柄売りのリバランスも行われる。需給が大きく振れやすいこともあり、この影響も見極めたい。
手口面では日経225先物は、ABNアムロが670枚、シティが400枚、大和が370枚程度の売り越しに対して、野村が540枚、みずほが480枚、日産が430枚程度の買い越しだった。TOPIX先物では、ソジェンが760枚、三菱UFJが500枚、JPモルガンが430枚程度の売り越しに対して、野村が560枚、BofAが530枚、モルガンSが380枚、クレディスイスが370枚程度の買い越しだった。
株探ニュース