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株価指数先物【寄り前コメント】市場参加者が限られるなか、米国の追加経済対策に関する報道に備える

市況
2020年12月21日 8時04分

大阪3月限ナイトセッション

日経225先物 26650 -90 (-0.33%)

TOPIX先物 1785.0 -10.0 (-0.55%)

シカゴ先物 26705 -35

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

18日の米国市場ではNYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。追加経済対策を巡り、共和党が連邦準備制度理事会(FRB)の緊急融資プログラムの年末までの終了を求めるなど、経済対策案がまとまるとの期待が後退したことが嫌気された。また、株価指数先物、株価指数オプション、個別株オプション、個別株先物の清算日(クアドルプル・ウィッチング)であったことからSQに絡んだ需給要因や、テスラが21日にS&P500指数に組み入れられるためのリバランスの需給も影響しているとみられる。

シカゴ先物清算値は大阪比35円安の2万6705円だった。日経225先物のナイトセッションは日中比変わらずの2万6740円で始まり、開始後に2万6830円まで上昇する場面がみられた。しかし、薄商いのなか2万6770円から2万6790円辺りでのこう着感の強い値動きとなり、米国市場の取引開始後に下げに転じると、その後もじりじりと下げ幅を広げており、ナイトセッションでの安値で取引を終えた。

追加経済対策を巡る協議の行方が引き続き不透明要因となるが、米議会共和、民主両党の指導部は約93兆円の追加経済対策案で大筋合意に達し、20日にも最終案が上下両院で採決される可能性があると伝わっている。楽観視はできないが、現状の薄商いのなかではこれに関連する報道に敏感に反応しやすく、短期筋の仕掛け的な商いによって乱高下しやすい状況であることは意識しておきたい。

一方で米連邦公開市場委員会(FOMC)が無難に通過したほか、クアドルプル・ウィッチングによる需給イベントも波乱なくこなしたことにより、海外投資家は冬休みに入る。週明けの米国市場でのテスラ組み入れに伴うS&P500指数の動向も見決めたいところであり、結局は週明けの米国市場の動向次第ではある。そのため、グローベックスの米株先物の動向を睨みながらの展開になりやすいだろう。

NT倍率は先物中心限月で前週の14.94から18日には14.89に低下している。チャート上では5日、25日移動平均線に抑えられる形状であり、テクニカル的には想定内の低下である。ただし、追加経済対策案で合意となれば限られた資金はより指数インパクトが見込まれる日経225型に向かう可能性がある。NT倍率の低下を意識しつつも、反転の可能性も想定しておく必要があるとみておきたい。

株探ニュース

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