株価指数先物【昼のコメント】ハイテク堅調でNT倍率は先物中心限月で15.06まで上昇

市況
2020年12月23日 12時11分

日経225先物は11時30分時点、前日比70円高の2万6410円(+0.26%)前後で推移している。寄り付きは2万6570円とシカゴ先物清算値(2万6555円)を上回って始まった。しかし、寄り付きを高値に上げ幅を縮めており、前場半ばには一時2万6360円とナイトセッションの安値水準まで上げ幅を縮める場面がみられている。前引けにかけては持ち直してきており、25日移動平均線レベルでのこう着が続いている。

トランプ米大統領が議会に経済対策法案の修正を求めると伝わったことで売られる場面があったが、短期筋の売買が中心でもあり、その後切り返す形にある。グローベックスの米株先物は弱い動きをみせているが、参加者が限られていることもあり、過剰反応は見られない。ただし、テクニカル面では25日移動平均線を挟んでの底堅さがみられる一方で、5日移動平均線が上値抵抗として意識されており、手掛けづらさがある。

前引けのTOPIXは0.08%の下落であり日銀のETF買いは入らないだろう、しかし、3日続落となることから、下落率にかかわらず買い入れが行われる可能性がある。なお、NT倍率は先物中心限月で15.06まで上昇し、上値を抑えられていた5日、25日移動平均線を上回ってきている。ナスダックの上昇や米アップルの強い値動きが支援材料となり、日経平均株価はソフトバンクグループ <9984> の下落影響を値がさハイテク株の上昇で吸収している。

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