株価指数先物【昼のコメント】権利行使価格の2万6625円を中心に、2万6500円と2万6750円とのレンジ推移
日経225先物は11時30分時点、前日比120円高の2万6600円(+0.45%)前後で推移している。寄り付きは2万6610円とシカゴ先物清算値(2万6655円)を下回って始まった。現物の寄り付き直後にはナイトセッションでの高値2万6700円まで上昇する場面がみられたがこれを超えられず、その後は2万6600円を挟んだ狭いレンジ推移に。前場半ばに2万6540円まで上げ幅を縮める場面があったものの、瞬時に切り返している。
オプション権利行使価格の2万6625円を中心に、2万6500円と2万6750円の権利行使価格のレンジでの推移となっている。短期筋の売買が中心であるとみられ、上下に仕掛けてきたとしても薄商いの中においては追随する動きも限られるため、本日のレンジ中心となる権利行使価格2万6625円辺りに引き戻される形になりそうである。前引けのTOPIXは0.56%の上昇であり、日銀のETF買い入れは入らないだろう。また、NT倍率は先物中心限月で15倍を挟んでの推移であり、15倍台を固めてくる動きを見極めたいところである。
株探ニュース