新興市場銘柄ダイジェスト:メディシノバはストップ安、エネチェンジがストップ高

材料
2020年12月28日 16時12分

<4436> ミンカブ・ジ・インフ 3595 +310

上場来高値。資産管理ツール「みんかぶTradeWell(トレードウェル)」の無料モニター提供を開始すると発表している。みんかぶシリーズ横断型課金サービス「みんかぶPREMIUM」を来春にサービス開始する予定で、主要機能の一つを先立って提供する。モニター期間は25日から21年3月末まで。みんかぶTradeWellは保有資産の状況や取引履歴などを一括して管理分析するツール。

<4169> エネチェンジ 3885 +700

ストップ高。一部メディアで同社の城口洋平・最高経営責任者(CEO)が「5-10年後には売上高100億円を達成し、基準を満たしてプライム市場への昇格を果たしたい」と述べたと報じられ、買い材料視されている。東証は現行の市場区分を再編し、22年4月から新たにプライム、スタンダード、グロースの3区分を設ける改革案を公表している。プライムは流通時価総額100億円以上などの基準がある。

<4875> メディシノバ 456 -100

ストップ安。東証から監理銘柄(確認中)に指定されたと発表している。メディシノバは上場廃止に係る猶予期間に入っているが、28日に20年12月期の営業利益及び営業活動によるキャッシュ・フローの額がマイナスになる見込みと公表した。有価証券報告書の提出(21年6月10日予定)までに東証が新規上場審査基準に準じた基準に適合しないと認めた場合、同報告書提出をもって整理銘柄に指定され、約1カ月後に上場廃止となる見込み。

<4884> クリングル 1203 -

公開価格(1000円)を48%上回る1480円で初値を付けた後、ストップ高まで上昇している。会社設立は01年12月21日。主な事業はHGF(肝細胞増殖因子)タンパク質を用いた難治性疾患治療薬の研究開発。21年9月期の営業損益予想は10.37億円の赤字(前期実績は1.71億円の赤字)。ALSパイプラインやGMP(医薬品製造・品質管理の基準)製造の研究開発費などで販管費が87.6%増の11.98億円に膨らみ、赤字が拡大する見通し。

<3927> Fーブレイン 885 -4

朝高後、マイナス転換。システムコンサルティングのテクノブレイブ(東京都千代田区)とフーバーブレインの製商品の販売業務に係る基本取引契約を締結したと発表している。販売業務に加え、両社間で定期的に販売会議を開催し、マーケティング計画や販売計画を決定するという。契約締結で販売拡大が期待できるとの見方が出ているほか、25日に直近安値(879円)まで下落しており、値頃感があることも買いやすさにつながっているようだ。

<3035> KTK 320 +13

大幅に反発。21年8月期第1四半期(20年8-11月)の営業利益を前年同期比6.6%増の1.28億円と発表している。売上高は3.8%減の40.30億円と低調だったものの、製造コストや調達コストを削減し、業務効率が向上したことから利益が拡大した。通期予想は前期比15.3%減の2.69億円で据え置いた。進捗率は47.6%に達しており、近く上方修正される可能性があるとの期待から買いが入っているようだ。

《ST》

提供:フィスコ

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