30日の株式相場見通し=上昇一服も底堅さ発揮の展開に

市況
2020年12月30日 8時00分

30日の東京株式市場は、前日の反動で利益確定売り圧力が意識されるものの下値では買いが入り底堅さを発揮しそうだ。前日の欧州株市場は高安まちまちで、米国株市場では朝高後に利食われNYダウが4日ぶりに反落、ナスダック総合指数も軟調となるなど上昇一服となった。これを受けて、前日に日経平均が700円を超える急騰をみせた東京市場でも買いの勢いが止まる可能性がある。新型コロナウイルス感染拡大への警戒感が高まるなか、改めて経済活動への影響も懸念されている。ただ、金融緩和を背景とした流動性相場の環境に変化はなく、押し目買いニーズも高く大幅反落する公算は小さい。

29日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比68ドル30セント安の3万335ドル67セントと4日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同49.202ポイント安の1万2850,221だった。

日程面では、きょうは2020年相場の大納会。海外では米国で12月のシカゴ購買部協会景気指数が発表される。

出所:MINKABU PRESS

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