かぶたん ロゴ

株価指数先物【昼のコメント】後場は日銀のETF買い入れが需給面での下支えになりそう

市況
2020年12月30日 12時01分

日経225先物は11時30分時点、前日比180円安の2万7390円(-0.65%)前後で推移している。寄り付きは2万7520円とシカゴ先物清算値(2万7480円)を上回って始まり、一時2万7600円まで上昇する場面がみられた。しかし、現物市場の取引開始後に下げに転じると、その後はじりじりと軟化し、前場半ばには2万7320円まで下落している。

米国市場が下落した影響はあるが、前日の大幅な上昇に対する反動安といったところであろう。グローベックスの米株先物は小幅に上昇して推移しており、仕掛け的な売りは入りづらい。

なお、前引けのTOPIXは0.67%の下落であり、後場は日銀のETF買い入れが入るだろう。東証1部の売買高は3億8000万株と薄商いのなか、ETF買い入れによる需給面での下支え効果はありそうだ。また、指数寄与度の大きいところではファーストリテイリング <9983>日経平均株価の下支えとして意識されやすいだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集