虫とり小僧:コロナショックにコロナバブル、次に来るのは?(2020年の振り返り)【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2020年12月31日 12時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家、虫とり小僧氏(ブログ:いつか子供に伝えたいお金の話、ツイッター:@mushitori)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年12月20日21時に執筆

気づけば年末なので、ここらで今年の投資について振り返ってみることにしました。

私の投資スタイルは、基本的には「ほったらかし」です。んでも、半年に一度くらいは自分のブログに考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうでもしないと、資産状況のチェックすらしなくなって、万が一不正出金などがあっても気づけなくなってしまいそうなので。

今年は、前半に「コロナショック」なぞと呼ばれるマーケットの暴落があったのに、後半には「コロナバブル」なんて呼ばれるようなリスク資産価格上昇があったりもしました。

まあ、値動きを見ずに年始と年末のリスク資産価格だけを見たら、少し上がっているくらいで、たいして変わっていないとも言えます(2020年12月20日時点の状況で書いています)。

ただ、今年2月の終わりくらいに突如マーケットを襲った「コロナショック」時の臨時リバランス ニアリーイコール 追加投資と、「コロナバブル」を受けての年末の定期リバランス ニアリーイコール リスク資産部分売却をマイルールどおり機械的に行ったことによって利益の底上げができたので、気分は悪くありません。

もちろん、今後のマーケットがどうなるかは分からないので、その投資行動が正解だったのかは分かりません。が、あまり欲張らず、ベストを追い求めたりせず、「ほどほどでOK」という心構えでいこうと思っています。

私はインデックスファンドを使って世界中の株式や債券などに自動積み立てをしつつ、年に一度くらいの頻度でリバランスをするスタンスで約16年間投資を続けています。んで、年率平均7%ちょっとのリターンで回っています。投資にかけている時間はほぼゼロかつ、リーマンショックやコロナショックをモロに食らっていても、の結果なので個人的には充分に満足しています。むしろこれ以上を何を望むのか!?ってなカンジです。

・・今後、本格的なバブルがやってくるのか、大暴落が待っているのか、意外と波風のないマーケットが続くのか、それは分かりません。

ただ、予測をしたところでそんなもんは当たらんわい!と割り切っているので、実際の投資行動は毎月定額の自動積立(とたまのリバランス)を淡々と続けるつもりです。

私のようなパンピー個人投資家にとって大切なのは、今がバブルなのかそうでないのかを見極めることではなく、いつバブルがくるのかを予測することでもなく、またいつバブルがはじけるのかをあてることでもなく、何が起きても(ストレスなく)それまでと同じように継続できる自分なりの投資スタンスを確立しておくことだと考えています。

※「インデックス投資」や「積み立て投資」などに関する詳しい話は、自分のブログにクドクドと書いてあります。

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執筆者名:虫とり小僧

ブログ名:いつか子供に伝えたいお金の話

ツイッター名:虫とり小僧(@mushitori)

《HH》

提供:フィスコ

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