株価指数先物【昼のコメント】TOPIX型優位の展開でNT倍率は15倍を下回る

市況
2021年1月7日 12時18分

日経225先物は11時30分時点、前日比530円高の2万7540円(+1.96%)前後で推移している。寄り付きは2万7310円とシカゴ先物清算値(2万7315円)にせや寄せする形でのギャップ・アップスタートとなった。その後も強い基調が続くなか、前場半ば辺りにナイトセッションで付けた高値2万7450円を突破すると、さらに上昇基調が強まり一時2万7590円まで上げ幅を広げた。

米国ではジョージア州で行われた連邦議会上院2議席の決選投票を民主党が制し、上下両院の支配権を握る見通しとなったことで景気敏感株への資金シフトが目立ったが、日本においてもこの流れを引き継ぐ展開からTOPIX型優位の展開に。ソフトバンクグループ <9984>日経平均株価の重荷となり、NT倍率は先物中心限月で25日移動平均線を割り込み、15倍を下回る場面がみられている。

なお、前引けのTOPIXは2.07%の上昇であり、後場は日銀のETF買い入れはないだろう。日経平均はザラ場で昨年来高値を更新したが、日経225先物は昨年末の高値(2万7690円)には届いておらず、TOPIX型優位の状況が窺える。グロースからバリューへのシフトに備えた動きの中であり、しばらくは見極めが必要であるが、目先的にはNTショート(日経225先物売り・TOPIX先物買い)の動きが意識されやすいだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.