株価指数先物【昼のコメント】NT倍率は先物中心限月で一時15.24倍まで上昇

市況
2021年1月13日 12時17分

日経225先物は11時30分時点、前日比130円高の2万8320円(+0.46%)前後で推移している。寄り付きは2万8120円とシカゴ先物清算値(2万8190円)を下回ってのスタートとなった。現物の寄り付き直前に2万8100円まで下げる場面がみられたが、下値の堅さが意識されるなか現物の寄り付き直後には2万8200円まで上昇。2万8150円から2万8200円辺りでの保ち合いを経て、前引けにかけて上げ幅を広げると一時2万8350円まで上昇している。

東証1部の騰落銘柄で値上がり数、値下がり数が拮抗するなか、指数寄与度の大きい東京エレクトロン <8035> 、ソフトバンクグループ <9984> 、ファーストリテイリング <9983> 、アドバンテスト <6857> の強い値動きが日経平均株価をけん引している。これによりNT倍率は先物中心限月で一時15.24倍まで上昇しており、1月4日につけた高値15.27倍に接近。日経平均の昨年来高値更新でショートカバーのほか、ダブルインバースの調整に伴う先物の買い需要なども意識されやすい。

なお、前引けのTOPIXは0.12%高であり、後場は日銀のETF買い入れは行われないだろう。とはいえ、指数寄与度の大きいコア銘柄の上昇によりショートは仕掛けづらく、NTロング(日経225先物買い・TOPIX先物売り)のスタンスが続きそうである。

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