株価指数先物【引け後コメント】2万8000円レベルでの底固めを引き続き意識

市況
2021年1月18日 18時07分

大阪3月限

日経225先物 28190 -270 (-0.94%)

TOPIX先物 1841.0 ?11.0 (-0.59%)

日経225先物(3月限)は前日比270円安の2万8190円で取引を終了。寄り付きは2万8240円とシカゴ先物(2万8320円)を下回って始まり、現物の寄り付き直後には2万8080円まで下げ幅を広げる場面がみられた。前場半ばにかけて2万8330円と下げ渋る場面があったが海外勢の取引が限られるなか、後場はもみ合いが続き、2万8190円で取引を終えている。

日経225先物は現物の寄り付き直後につけた2万8080円が本日の安値となり、前場半ばにつけた2万8330円が高値となった。前場半ば以降はこのレンジ内での推移であり、様子見姿勢の強い展開だった。指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983> 、東京エレクトロン <8035> の下げが重荷となっているが、両銘柄とも寄り付き直後に安値を付けており、その後は下げ渋っていることから、現物においても様子見姿勢が強かったことが窺える。

NT倍率は先物中心限月で一時15.26倍に低下したが、その後は15.30倍辺りでの推移となり、テクニカル面では5日移動平均線レベルでの攻防となった。20日の米大統領の就任式通過までは積極的な売買は手控えられやすく、NT倍率においても大きく低下する流れにはなりづらいであろう。日経平均の2万8000円レベルでの底固めを引き続き意識しつつ、売り仕掛け的な場面においてはNTロング(日経225先物買い・TOPIX先物売り)によるスプレット狙いのポジションを積み上げておきたい。

手口面では、日経225先物はUBSが640枚、ゴールドマンが480枚、野村が460枚程度の売り越しに対して、モルガンSが970枚、クレディスイスが770枚程度の買い越しだった。TOPIX先物ではモルガンSが610枚、バークレイズが310枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが590枚、ソジェンが500枚程度の買い越しだった。

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