NY為替:ドル・円は一時104円20銭、安全逃避的なドル買い強まる

通貨
2021年1月28日 6時56分

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円85銭から104円20銭まで上昇し、104円10銭で引けた。欧米株安やユーロ安に伴う安全逃避的なドル買いが優勢となった。この日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通りゼロ金利や量的緩和(QE)ガイダンスが据え置かれたことや、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が目標達成にはまだほど遠いとの考えで、金融緩和政策を当面維持する姿勢を再表明し、出口戦略協議は時期尚早との見解を示したため、ドル買いはやや一服した。

ユーロ・ドルは1.2059ドルまで下落後、1.2129ドルまで反発し、1.2112ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)高官は市場が利下げ確率を過小評価しているとの認識だと報じられ、ユーロ売りが一時優勢となった。ユーロ・円は125円60銭まで下落後、126円19銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3659ドルから1.3731ドルまで上昇した。英国は入国規制をさらに強化し、隔離は10日間とすることを明らかにした。ジョンソン英首相は依然非常に危険な状況にあると警告したため、ポンド売りが一時加速した。ドル・スイスは0.8917フランまで上昇後、0.8875フランまで下落した。

《MK》

提供:フィスコ

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