東京株式(前引け)=前日比51円安、買い一巡後は値を下げる

市況
2021年1月29日 11時48分

29日前引けの日経平均株価は前日比51円79銭安の2万8145円63銭。前場の東証1部の売買高概算は6億3545万株、売買代金は約1兆2722億円。値上がり銘柄数は923、値下がり銘柄数は1157、変わらずは106銘柄だった。

日経平均株価は下落。寄り付きは前日比123円高と上昇して始まったが、買い一巡後は上値が抑えられ、マイナス圏に転じた。前日のNYダウは反発したが、個人投資家による投機的売買に対する警戒感は強く、この日の東京市場でも積極的な売買は手控える動きが強まった。

個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>や任天堂<7974>が安く、トヨタ自動車<7203>も値を下げた。好業績を発表した東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>といった半導体製造装置株も朝高後、売りに押され値を消した。キヤノン<7751>やシャープ<6753>も安い。半面、ソニー<6758>やファーストリテイリング<9983>は高く、野村総合研究所<4307>や富士通<6702>、キーエンス<6861>が上昇した。JCRファーマ<4552>は商いを伴い急伸した。

出所:MINKABU PRESS

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