NY株式:NYダウ229ドル高、投機による金融システムへのリスクは限定的

市況
2021年2月2日 7時00分

米国株式相場は反発。ダウ平均は229.29ドル高の30211.91ドル、ナスダックは332.70ポイント高の13403.39ポイントで取引を終了した。追加経済対策への期待に寄り付き後、上昇した。前週に相場の混乱を招いた個人投資家による投機的売買や投資家による空売りの手仕舞いも一巡したほか、金融システムに与える影響は限定的との見方が広がり安心感からリスクオフムードも和らぎ終日堅調に推移。引けにかけ、ハイテク株の上昇がけん引し上げ幅を拡大した。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方で、食・生活必需品が下落した。

自動車メーカーのフォード・モーター(F)はアルファベット(GOOG)との戦略的提携を発表し上昇。また、電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストの投資判断引き上げを受けて上昇した。一方、ゲーム販売のゲームストップ(GME)はオンライン証券会社による厳しい取引制限が引き続き響き急落。バイオのモデルナ(MRNA)はバンク・オブ・アメリカが投資判断を引き下げ下落した。

新たな投機対象となった銀の価格は8年ぶり高値を更新した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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