今週の「妙味株」一本釣り! ─ 日本アビオ

注目
2021年2月7日 9時00分

●日本アビオ <6946>  【目標株価】3000円(5日終値2190円)

「5G関連の設備投資や新型コロナ対策の需要増が追い風」

日本アビオニクス <6946> [東証2]は1月5日に直近高値2750円をつけたあとは調整局面となり、2月1日には75日移動平均線を下回る2075円まで値を下げた。ただ、足もと業績は好調なうえ、PBRは0.6倍台と割安感もあり、ここは押し目買い好機と捉えたい。

1月28日に発表された21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)の連結決算は、営業損益が7億8000万円の黒字(前年同期は5億6800万円の赤字)で着地。通期計画8億円に対する進捗率は97.5%に達している。第5世代移動通信システム(5G)関連の投資需要増から海外向けを中心に接合機器の販売が堅調なほか、新型コロナウイルス感染症対策を背景に赤外線サーモグラフィーカメラの売り上げが伸長。経費削減の効果で情報システムのセグメント損益が大幅に改善していることも好業績につながった。こうしたことから、今期の通期業績は上振れする可能性があり、来期も増収増益が見込まれる。

また、今年1月1日付でヘルスケア事業推進室を新設したことにも注目。社会環境が大きく変容し、健康増進や予防医療・先進医療のニーズが高まるなか、高精度温度測定や熱画像解析、赤外線波長制御、画像認識・画像処理、センシング(感知器などを利用して、さまざまな情報を計測して数値化すること)、精密接合など自社で保有する技術を活用して、ヘルスケア及び医療機器市場への製品やソリューションの展開を加速するとしている。

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