サイバーコム---20年12月期は営業利益2ケタ増、サービス事業は増収増益

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2021年2月9日 16時17分

サイバーコム<3852>は8日、2020年12月期決算を発表した。売上高が前期比2.1%減の136.72億円、営業利益が同10.9%増の8.27億円、経常利益が同12.2%増の8.42億円、当期純利益が同1.9%減の5.49億円となった。

ソフトウェア開発事業の売上高は前期比5.2%減の106.94億円、営業利益は同3.8%減の15.65億円となった。通信ソフトウェア開発案件が好調に推移したものの、制御ソフトウェア開発案件及び業務ソフトウェア開発案件において開発時期の延伸や作業規模の縮小などが発生し減少となった。

サービス事業の売上高は前期比11.0%増の29.26億円、営業利益は同26.0%増の4.16億円となった。SIサービス(構築・保守・運用・評価検証サービス)においては、社会インフラ及び官公庁向け、金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、ネットワーク構築案件が好調に推移しており、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件についても好調に推移した。自社プロダクトである「Cyber Smart」シリーズ製品(Cyber IP-PBX、Cyber CTI、Cyber Phone)については、クラウドサービスや年間保守の増加により手堅く推移した。また、クラウドVPNサービスである「楽々セキュアコネクト」は、テレワーク環境を構築したい顧客へのサービス提供を行っている。2020年7月より販売を開始した位置情報ソリューション「Cyber Position Navi」についてもオフィスのフリーアドレス化や効率化を検討している顧客より様々な問い合わせが来ており、今後新たなサービスとして展開が見込まれている。

2021年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.3%増の144.00億円、営業利益が同2.7%増の8.50億円、経常利益が同0.8%増の8.50億円、当期純利益が同4.2%増の5.72億円を見込んでいる。

《ST》

提供:フィスコ

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