レントラクス大幅反発、物販系の案件獲得増で21年3月期業績予想を上方修正
レントラックス<6045>が大幅反発している。前週末12日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を100億9700万円から120億4900万円(前期比19.3%増)へ、営業利益を2億1700万円から4億4200万円(同2.0倍)へ、純利益を8700万円から1億5300万円(同76.2%増)へ上方修正したことが好感されている。
主力の成果報酬型広告サービス事業で、新型コロナウイルス感染症の影響が物販系の案件の獲得増加につながっていることに加えて、健康食品などで大きく獲得を伸ばした特定の案件があったことが寄与した。また、従業員の在宅勤務体制に伴い、福利厚生費、交際費、出張に伴う旅費交通費などが減少し、販管費が予想よりも少なく進行したことも貢献するとしている。
なお、第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高88億2400万円(前年同期比29.0%増)、営業利益2億9500万円(同3.0倍)、純利益1億4500万円(同7.1倍)だった。