TOKYO BASEが反発、国内大手証券は目標株価820円に引き上げ
TOKYO BASE<3415>が反発し昨年来高値。SMBC日興証券は12日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに目標株価は490円から820円に引き上げた。都心立地型トレンドアパレルは、新型コロナウイルス感染拡大を機に郊外シフトやカジュアル化を受けコロナ前の売り上げへの回帰は期待しづらい。しかし、同証券では(1)既存ブランドの国内出荷が続く(2)中国での出店も続く(3)新規2ブランドの立ち上げを22年2月期に計画(4)徐々に販管費効率も改善に向かう可能性がある(5)21年2月期は前期分の在庫を含めた処理で粗利率低下も22年2月期は正常化に向かうーーことを指摘。業績は今期を底に来期は急回復すると予想している。