日電産は初の1万5000円大台乗せ、EV関連の象徴株で3週間ぶり最高値街道復帰
日本電産<6594>は続伸。上げ幅は限定的ながら昨年3月の株式分割後初となる1万5000円大台乗せを達成、1月26日以来約3週間ぶりに上場来高値を更新した。全体相場は急速に上値を追う展開となり、日経平均はフシ目となる3万円大台を回復するなど強気相場が加速している。世界的な脱炭素に向けた取り組みが本格化するなか、電気自動車(EV)需要も盛り上がりをみせており、米国株市場ではEV大手テスラが最高値圏で売り物をこなす展開となっている。東京市場でもEV向け駆動モーターに注力する日電産は、同関連有力株として機関投資家や個人投資家の継続的な買いが向かっている。