外為サマリー:1ドル105円40銭台で推移、米金利の上昇一服が重荷

通貨
2021年2月24日 10時28分

24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=105円41銭前後と22日の午後5時時点に比べ40銭程度のドル安・円高となっている。

23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円25銭前後と前日に比べ10銭強のドル高・円安で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が議会公聴会で金融緩和の長期化を改めて示唆したことから105円06銭まで軟化する場面があったものの、その後はNYダウがプラス圏を回復したことなどを手掛かりに再び強含む動きとなった。

ただ、米長期金利の上昇が一服していることから日米金利差の拡大を手掛かりとしたドル買い・円売りは後退しており、積極的に上値を買い上がる勢いには乏しい状況。この日の東京市場では午前9時50分過ぎに一時105円42銭をつけたが、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると前日のニューヨーク市場の高値105円43銭が意識されるかたちで伸び悩んでいる。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2155ドル前後と22日の午後5時時点に比べ0.0040ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=128円13銭前後と同横ばいで推移している。

出所:MINKABU PRESS

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