CANBASが反発、東大との共同研究契約の内容を拡大
キャンバス<4575>が反発している。25日の取引終了後、東京大学との共同研究契約の内容を拡大すると発表しており、これが好材料視されている。新たに「東京大学医学部附属病院が提案または提供する開発候補化合物」が加わる。
同社と東京大学医学部附属病院は、CANBASが創出し開発中の抗がん剤候補化合物CBP501の膵臓がん発症モデルマウスによる薬効試験について16年3月から共同研究を実施しているが、研究目的に新たに「東京大学医学部附属病院が提案または提供する開発候補化合物」が加わる。なお、21年6月期業績など短期的な業績に直接の影響はないとしている。