<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2021年2月26日

市況
2021年2月26日 16時28分

今週の日経平均終値は2万8966円で、前週末比1051円安でした。

今週の日経平均は途中まで順調な値上がりをしていましたが、週末になって急落に転じ4週ぶりの週足陰線となっています。先週が上ヒゲの長い足だったため、今週はヒゲの部分を埋める週足陽線が上昇基調継続のために欲しかったところですが、結果は週足大陰線を引くなど目先天井を示唆する格好となっています。3万円台を達成したことと陰線の大きさから、3月相場は調整の月回りとなる可能性が高そうです。特に2月相場は米国などで投機的資金で上げてきた面が大きく、金利上昇による反動はしばらく尾を引くことになるでしょう。もっとも、金利上昇は経済活動再開とトレードオフの関係にあり、経済が回復に向かうひとつのシグナルでもあるので悪いことばかりではありません。これはまさしく金融相場から業績相場へ移行する過渡期的調整ともいえます。3月相場は徐々に相場の質が変わって行くことを意識して、下値をじっくりと見極めて買う慎重なスタンスが求められそうです。(ストック・データバンク 編集部)

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