DyDoは切り返す、国内飲料販売増を見込み22年1月期は増収を予想
ダイドーグループホールディングス<2590>が朝安後に切り返している。4日取引終了後に発表した22年1月期通期の連結業績予想がネガティブ視されるかたちで売りが先行したが、その後は見直し買いが優勢となっている。
今期の売上高は前期比4.0%増の1645億円となる見通し。自販機増による国内飲料事業の増収を予想しているほか、医薬品関連事業ではパウチ製品の受注拡大を見込んでいる。一方、営業利益の見通しは同25.0%減の42億円。自販機網の拡充やスマートオペレーション体制構築にかかる先行費用や、ヘルスケア領域における成長戦略の投資にかかる予算枠の設定により費用が増加するとしている。
なお、21年1月期通期の連結決算は、売上高が前の期比6.0%減の1582億2700万円、営業利益が同93.6%増の56億200万円で着地した。