株価指数先物【昼のコメント】 買い一巡後は2万9000円を固める動きに

市況
2021年3月10日 12時08分

日経225先物は11時30分時点、前日比30円安の2万9040円(-0.10%)前後で推移している。寄り付きは2万9240円とシカゴ先物清算値(2万9215円)を上回って始まった。しかし、寄り付き直後につけた2万9250円を高値に軟化し、前場半ばには2万8960円まで下落。その後は2万9000円での底堅さが意識されており、2万9000円を挟んで狭いレンジで推移している。

ナスダックの大幅反発を受けて朝方は買いが先行したものの、買い一巡後は引き続き不安定な展開となった。グローベックスの米株先物は小幅ながらマイナス圏で推移していることも手掛けづらくさせている。もっとも、週末に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることから積極的な売買は手控えられており、想定内の値動きだ。

NT倍率は先物中心限月で一時15.23倍まで上昇するも、75日移動平均線に抑えられる形となり、その後は低下している。方向感がつかみづらいなか、目先的には2万9000円を固めておきたいところであろう。また、底固めから短期筋のショートカバーを誘う流れに向かう展開が意識されてくる可能性もある。

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