塩野義が後場一段高、出資先ViiVの抗HIV治療における良好な試験結果を好感
塩野義製薬<4507>が後場一段高に買われている。きょう12時30分に、資本参加している英ViiV HealthcareがCabenuva(カボテグラビル及びリルピビリン)のATLAS-2M試験について、96週時点の良好な結果を発表したことを明らかにしており、これを好感する買いが入っている。
今回の試験結果で、2カ月に1回のCabenuvaの投与により、HIV感染患者が96週においてもウイルス抑制を維持できることが示された。この結果は、今後患者の利便性が更に向上することで、HIV治療におけるパラダイムシフトが起こる可能性を示唆しているとしている。